同じ状況でも感情は自分で選択できる

みなさま、こんにちは。

今日のエッセイは「同じ状況でも感情は自分で選択できる」をお伝えいたします。

目次

どんな状況でも、感情は自分で選択

日常生活の中で、私たちは思いがけない出来事に直面することがあります。

例えば、仕事でミスをしてしまったり、人間関係で誤解が生じたりすることです。

しかし、同じ状況に置かれたとしても、どんな感情を抱くかは自分次第です。

私たちは普段、起きた物事に対して反応しがちですが、

感情は自分の外側で起きた出来事によって決まるのではなく、私たちの内面的な選択が大きく関わっていると感じます。

今日は、私が実際に試している事を踏まえ、

感情を選択する重要性とその練習方法についてご紹介しようと思います。

例1 仕事が思うように上手く行かないとき

仕事で思うように成果が出せない日があります。

毎日、成果が出ればよいのですが、成果が出ない日も当然あります。

そんな時、「自分には能力が足りないのではないか」とか「周りの環境が悪い」とか「世の中が悪い」とか、

と落ち込んだり、人のせいにすることもあるでしょう。

そんなとき、感情を切り替える方法を試してみるのはどうでしょうか。

「この経験を通じて新しいスキルを学べる」「改善点が見つかった」と前向きに捉えることができれば、

感情を次へのステップと感じることができます。

どんな状況も、見方次第で成長の機会に変えられます。

例2 友人の発言に傷ついたとき

友人が何気なく言った言葉にショックを受けた経験はありませんか?

その瞬間、「自分のことを軽視されている」

「この人、何もわかってない」と感じて悲しみや怒りを覚えるのも一つの反応です。

しかし、そこで立ち止まり、相手の意図を考えてみるとどうでしょう。

「もしかしたら冗談だったのかもしれない」「悪気はなかったのかも」

「私のことを思って言ってくれたのかも」と冷静に受け止めることで、

感情を大きく揺さぶられずに済むこともあります。

意外と人は、何も考えずに発言していることがほとんどですから、気にしすぎてもどうしようもありません。

感情を選択する練習 ― 感情を書き出し、それを味わう

私が実際に実践している方法をご紹介します。

感情を意識的に選ぶための有効な方法として、

「どんな感情で過ごしたいか」を書き出してみることをおすすめします。

私の場合は、朝起きたときに「今日、どんな気持ちで過ごしたいか?」をノートに書きだしています。

例えば「ワクワク」「うれしい」「安心感」「充実感」など、

自分が求める感情を紙に書きます。その後、目を閉じてその感情を実際に味わいます。

「今日一日、ワクワク、うれしい、安心感、

充実感をもって一日を過ごしたらどうだろう?」と想像し、それが心の中に広がるのを感じるのです。

感情を感じられない場合は、「ワクワク…」、「うれしい…」と言葉を呟くでも良いです。

この練習を続けることで、自分の感情をコントロールする力が徐々に養われていくと思います。

まとめ

同じ状況でも感情を選ぶことができると気づけば、私たちの生活は大きく変わっていくかと思います。

この点、私はタイの方はとても上手だと思います。「今を受け入れる」というのでしょうか?

何が起きても、自分の周りで起こる反応をコントロールできるとわかれば、心の安定を保ちやすくなります。

毎日少しずつ「感情を選択する練習」を重ねることで、より充実した人生を送ることができるでしょう。

今日のエッセイが何かのご参考になれば幸いです。

タイ語のエッセイはこちらからどうぞ↓

  • URLをコピーしました!
目次