三方よし(SANPO-YOSHI)と会社の17期目

まず、この「三方よし(SANPO-YOSHI)」という言葉について、説明します。

この「三方よし(SANPO-YOSHI)」という言葉は、古くから近江地方(現在の滋賀県の商人)が大切にしていた「ビジネスの基本的な考え方」です。

「三方(SANPO)」とは「三つの方向」を意味し、「よし(YOSHI)」とは、「良い」という意味です。

では、「三方(SANPO)=三つの方向」は何かと言いますと、「売り手、買い手、世間」と言われています。

売り手は、商品やサービスを提供する側。

買い手は、お客様。

世間は、それを取り巻く環境、社会 を表します。

「三方よし(SANPO-YOSHI)」とは「売り手よし、買い手よし、世間よし」という意味となります。

私は、この「三方よし(SANPO-YOSHI)」の精神を常に念頭に置いて仕事をしています。

これを私のビジネスに当てはめますと、売り手である私(または当社)だけが利益を得るのではなく、当社のサービスをご利用してくれるお客様にも喜ばれ、そして、得た利益を社会や社員に還元していく…ということになります。

単純に判りやすく言いますと「Win-Win-Win」の関係を構築することになります。

ここで気が付いて欲しいことは、一方的ではなく、広い視点であるということです。

お陰さまで、TJ Prannarai Groupも2017年2月1日に創立記念日を迎えました。

2001年2月1日に始めたビジネスも16年の月日が流れ、2017年2月1日からは17年目が始まります。

大変だった事もあったとは思うのですが、今になって思うと、あまり大変だと思わないところが不思議です。

ここまでやって来られたのは、私個人の能力は冗談抜きで全くなく、周囲の方々のお陰です。

本当につくづく感じます。

元気に働いている社員がいなければ、とっくの昔にビジネスを止めていたと思います。諦めていたと思います。

社員のためにも、また社員の親御さんのためにもがんばろう…

そう思ったのでやってこれました。

当社を引き立ててくれるお客様のお陰でやってこれました。

私をサポートしてくれる家族のお陰でやってこれました。

勇気付けてくれた仲間のお陰でやってこれました。

外国人である私にチャンスを与えてくれたタイ国のお陰でやってこれました。

本当に…本当に…ありがとうございます。

これからも「三方よし」の精神を持ち、当社に関わる人が幸せになるよう、タイ国や社会に貢献できるよう、社業に邁進します。

ありがとうございます。

タイ語のエッセイはこちらからどうぞ↓

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