モチベーションを上げるには?と聞かれるけど・・・

今日は「モチベーション」の話題です。

よくセミナーなどで、「モチベーションを上げる」や「やる気を引き出す方法」などがありますが、

個人的には「モチベーションは高くなくても仕事はできる」と思っています。

逆に考えると、仕事にモチベーションはあっても、なくてもどちらでも構わないとすら思っています。

そりゃぁ、モチベーションはあった方が良いです。

ただ、なくても大きな問題にはならないと思っています。

また“私”が思う「モチベーションが高い状態」と、“相手”が思う「モチベーションが高い状態」に違いがあるため、

「○○さん、モチベーションが低いよね?」

という状況でも、本人からしたらやる気満々だったりするわけです。周りの人は、

相手のモチベーションの高さを知ることはできません。

仕事柄、多くの経営者や部下を持つ方にお会いする機会が多いです。

その時に必ず話題になるのが、人材の採用と教育。

そして、社員のモチベーションをいかに上げるか?です。

これらに苦慮して悩んでいる人が多いです。

私が思うに、“本人”がモチベーションを上げたい、とかモチベーションについて、

何か問題意識を持っていないと正直、上げるのは難しいと思います。

モチベーションというのは、あくまでも、本人の内側から湧いてくるもの(内的要因)

であって、セミナーに行ったからといって、上司が指導したからといって、

給料を上げたからといって(外的要因)、どうなるものでもないと思っています。

外的要因によって一時的には上がります。しかし、すぐに戻ります。なぜ、戻るかですか? 

例えばお給料を上げたというのは、その時は「上がった」なのですが、すぐに「日常=当たり前」になるからです。

私個人としては「仕事の結果=成果」さえ高い位置で保ってくれれば、 モチベーションが高いとか、

低いなどは影響はないと思っています。

よく「わたし、頑張っています」、「わたし、やる気あります」と言う人がいます。

とても良いことだとは思います。

ただ、その想いと仕事の結果が、釣り合ってないケースも多々あります。

むしろ私は、こういったモチベーションよりも「プロ意識」の方が大切だと思っています。

どんな仕事でも、プロ意識の有無、プロ意識の高さにより、仕事に対する姿勢も仕事から得る結果も異なってくると思います。

そこにモチベーションの高さや低さはあまり関係がないと思います。

プロ意識も本人の自覚が重要ですが、教えることができます。

会社でいえば「当社の常識は○○です」、「当社の品質は○○の位置です」、

「品質がこの位置になるようにしてください」。

教育と環境でプロ意識は育っていくと感じます。

部下のいる人もいない人も何かのご参考になれば幸いです。

最後に余談となります。  この写真は、私の甥のひろちゃんです。数年前の写真です。3歳くらいでしょうか・・・。

このようなやり取りがありました。

私: この人、だぁれ?(私を指差し)

ひろ: しらな~い。

このようなやり取りが数回ありました。

1,000円札を見せて・・・

私: この人だぁれ

ちふみ、おばちゃぁ~~ん

即答で、かつ絶叫でした。

(名前、覚えてるじゃん)

お金という外的要因です。お金により「おばの名前を言う」というモチベーションが上がったみたいです。

タイ語のエッセイはこちらからどうぞ↓

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