みなさん、こんにちは。
今日のエッセイのタイトルは「これからの時代は柔軟性がより求められる」です。
私は企業にアドバイスする仕事をしているのですが、
その中で「経営戦略会議」の企画と運営と言う仕事があります。
経営戦略会議は、読んで字のごとく「戦略」を立案する会議なのですが、
戦略会議の場では事業計画を立案します。
計画を立てた時点で、かなり細かく分析しターゲット(目標)と、
そのターゲットを達成するための計画を立てますが、
実際に実行していく中でいろいろと不具合が発生することがあります。
ここで「立てた計画だから、その通りにやらなければいけない」ですと、
目標は達成できないどころか途中で頓挫してしまいますし、
「途中でできないことがわかり、そのまま放置する」なんてことをすると、
当然ながら達成はできません。
その時、あなたはどうするでしょうか?
トラブルが発生した時の対処能力も同様です。
例えば、海外に行こうとして空港へ向かいます。
飛行機が遅れることがわかり、
それがかなりの長い時間だとします。
そうするとカウンターで罵倒する人を見かけたりします。
罵倒すると飛行機が早く飛ぶのでしょうか?
ここは、すぐに思考をチェンジして、
飛行機が遅れ搭乗するまでの時間をどう過ごすかが大切です。
もし可能であれば、より有意義に過ごすことを考えられたらベストだと思いませんか?
最近、ヨーロッパではコロナの規制がなくなり、往来した人が増えましたが、
コロナで多くの人を解雇したため、
空港でのオペレーションに問題が発生し、
預けた荷物が行方不明になっているそうです。
嘆いても仕方がないんです。
私は何が言いたいのかと申しますと、自分が置かれた状況に応じて、
その時選択が可能なオプションを考え、
しなやかに対応しないと今後は生き辛くなりますよ…という事です。
今後はますます柔軟であることが試されていく時代になると思います。
何かのご参考になれば幸いです。