みなさん、こんにちは。
今日のタイトルは「ミッション、ビジョン、コアバリューは会社において最も大切である」です。
4月20日、21日の2日間にわたり、経営戦略会議が行われました。
全社員参加で、私はこの会議を1年のうちでもっとも重要な会議と位置付けています。
なぜならば、この会議の良し悪しが1年の会社の方向性を決定づけるからです。
この会議で決めたことを「地図」として、社員に渡しますので、
間違った地図を渡すわけにはいかないので、おのずと真剣になります。
今回の経営戦略会議では、以前からあったミッション、ビジョン、コアバリューを再度作り直すことにしました。
通常、会社のミッションは永遠なもの…と思われがちです。
私は、ビジネス環境、時代の変化、会社の成長度などに応じて変えても構わないと思っています。
以前のミッション、ビジョンは、判り易く例えると「小さくなった洋服を無理に着ている感じ」でした。
今の会社、そしてこれから向かおうとしている未来像に合わないと感じていたのです。
私が経営者として決めても良いと思われるかもしれません。
しかし、私は「全員参加の経営」を目指して会社作りを行っているので、
会社のミッションとはいえ、私が全てを決めるということはしません。
私の会社では、ミッション、ビジョン、コア・バリューを次のように定義しています。
ミッションとは、「会社の存在意義、使命」~なぜ、ここにいるのか。
何のためにここにいるのか。
ビジョンとは、「会社の目指すべき将来像」~どんな会社を創り出すのか。
コアバリューとは、「会社の信念」~どんな意志を持って仕事に臨むのか、と定義しています。
私がなぜ、今日のタイトルである「ミッション、ビジョン、コアバリューは会社において最も大切である」と思っているかというと、これらは「会社のDNA」であり、「会社の根本」であるからです。
樹木でいうと「根っこ」の部分にあたります。
「根っこ」がしっかりしていないと、どんなに肥料をあげても、良い木は育ちません。
会社も同じであると考えています。
ここで、当社のミッション、ビジョン、コアバリューをご紹介いたします。
<ミッション~私たちの使命>
私たちは世界の経済および社会のメカニズムを推し進めてゆくために、
確かな発展と利益を恒久的に創造してゆく。
<ビジョン~私たちの目指す企業像>
私たちは社会の潜在能力を引き出し、世界レベルの基準へと導く優れた開拓者となる。
<コアバリュー~私たちの信念>
顧客満足:お客様に最大限ご満足いただける品質・価格・サービスを提供する。
信頼性:納期厳守、確実であること。
チームワーク:自社およびお客様の成功実現のため、全社一丸となって取り組む。
私は会社において迷いが生じたとき、必ず原点である「ミッション、ビジョン、コアバリュー」に立ち返ります。
「ミッションに沿って仕事をしているのか?」と自分自身に問いかけています。
何かのご参考になれば幸いです。