みなさん、こんにちは。
2023年5月のエッセイは「みんな違ってみんな良い~
価値観の多様性を認める大切さ」についてお話ししたいと思います。
私は日本語、英語、中国語、タイ語でブログを書いています。
主に私が実際に経験したタイ国内の旅行、
レストラン、マッサージなどを中心に書いています。
その書いたブログは、Facebookのある特定のグループに投稿しており、
投稿するとコメントをもらったりします。
そのほとんどは私にとって好意的な内容です。
私はある日、あるタイの旅行グループに
「象乗り(Elephant Riding)」の写真とその感想を投稿しました。
そうしたところ、瞬く間に下記のようなコメントが書かれ、
また同時にMessengerを通じて下記のようなメッセージが届きました。
しかも、ありとあらゆる言語で書かれていました。
「恥を知れ!」
「動物虐待を愛好する人!」
「あなたは最低だ!」
この日は、土曜日だったのですが、
1時間の間に1000件を超えるコメントが書かれていました。
私はそのコメントに対して、一瞬ショックを受けました。
なぜならば、見ず知らずの人から「恥を知れ」
「最低だ」などと言われることは、私の人生でなかったからです。
普通に生活していれば、
このような言葉を浴びることはあまり経験がないことだと思います。
私はそのコメントに対して、返事をせずに静観してみていました。
1時間ほど経過した後に、このように記載しました。
「現在、この地球上には約80億人もの人間が生活しています。
この80億人は違う言語、生活習慣、考え方、
宗教、見た目、年齢、時代間の違いがあります。
誰一人として同じ人はいません。
また、同じものを見ても見え方はそれぞれ異なります。
同じ経験をしても、感じ方はそれぞれ異なります。
忙しい中、わざわざコメントを書いてくれた人、
あなたの“ものの見え方”を教えてくれてありがとうございました。
私はあなたの価値観は尊重します。
ただし、何をもって正しいか、
正しくないかの判断基準は人によって異なります。」 このように記載しました。
タイは象とは密接なかかわりを持ってきた国だと思います。
遠い昔は戦場で戦車として使われていたという背景があります。
また木材の運搬にも使われています。
世界中の人の中で、象に乗ることが正しいと思う人もいれば、
正しくないと思う人もいると思います。
私はどちらの考えも尊重します。
正しい/正しくないという判断はしません。
それぞれの国の歴史、習慣、時代の経過の背景で異なるからです。
人は姿かたちが違うように、全てが異なるのです。
自分とは違う部分はあるけど、
それを認め合うというのが大切なのではないかと思います。
「みんな違ってみんな良い」~このように思います。
今日の内容が何かのご参考になれば幸いです。