未来の自分に焦点を合わせて振る舞う

みなさん、こんにちは。

今日のタイトルは「未来の自分に焦点を合わせて振る舞う」です。

私の会社では、毎朝朝礼があります。その朝礼の際に、

会社のMission 、Vision、Core-value(一般的にいう社是)を唱和しています。

この時に、私は社員全員を見ているのですが、いろいろな人がいます。

例えば、ボソボソという人、無言の人、大きな声の人。

姿勢が悪い人、下を見ている人。良い、悪いではなく、いろいろなタイプの人がいることが判ります。

私は、姿勢を正し、はっきりと聞こえる声で唱和しています。

具体的には、目の前に人がいると思って(実際に社員がいますが)、

相手に伝えるような気持ちで唱和しています。

2015年8月から泰日経済技術振興協会というところで労働法を教えるチャンスを頂きました。

参加者は多い時で20名ほど、単発のセミナーの場合、60名ほど来ることがあります。

突然、大人数の前で講義をしてくださいと言われても出来る人はあまりいません。

ただ、講師として人前に立つ以上、「私は初めてです」というのは通用せず、

人前に立つという事は、立った時点で「プロであること」が求められます。

これは、自分が「初めて」だろうが、「プロではない」だろうが関係なく、

プロであることを求められてしまうのです。

ですので、朝礼という場所を利用し、人前で講義をするように、

あるいはプレゼンテーションするように、常に練習をしているのです。

2015年から6年が経過しましたが、本番である講義を想像し、

あたかも本番であるかのように、身振り手振りをし、

講義をするときと同じ声のボリュームとスピードで何度も練習します。

未来の自分=講義をしている自分に焦点を合わせ、自分の振る舞いを修正していきます。

もし、これを読んでいるあなたが、夢や目標、具体的にやらなければいけない事がある場合、

現時点ではまだ起きてはいない事でも、「起きた」と仮定して準備をし、

振る舞いを未来に合わせることで、実際に「そうなる」かもしれません。

何かのご参考になれば幸いです。

タイ語のエッセイはこちらからどうぞ↓

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