仕事において「サービス精神」が難しく感じる時

今日の話は、フリーランスで仕事をしている方や自営業をされている方は、

思い当たる節がある話ではないでしょうか…

私の会社は、翻訳、通訳者派遣、法律関連本の出版、法律相談、DTP のピジネスを行っています。

良くあるのが仕事上のやり取りで、「〇〇を教えてください」と聞かれる事があります。

一般的なことであれば問題がないのですが、専門的に知識を要することだったり、

その知識を得るのに時間や費用が掛かっていたりします。

それらを考えた時に「サービス」と称して簡単に教えるのはどうなのかな…と感じる事が多くあります。

簡単に教えることで、メリットよりもデメリットのほうが多いと思います。

教えることは、迴り遍って「自分の価値」や「会社の価値」を自分自身で下げている行動ではないのか ?… と。

そういう行為が自分自身を苦しめたり、社員を苦しめる可能性があるな…

迷惑を掛けるな…

そんなことを感じました。

また、簡単に教えると「簡単に教える事」が基準になってしまいます。

何かの折に、教えなくなると「サービスが悪くなった!」などと言われかねません。

また経験上、人は無料には価値を見出しません。

無料のものは、手に入れるのに「労力(=お金、時間)」が掛かっていませんから、大事に扱わないんですね。

こういうことを考えると、仕事においては「サービス」としてどこまで提供するのかの、

線引きが難しいと感じる事があります。

何かの参考なれば幸いです。

タイ語のエッセイはこちらからどうぞ↓

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