質問の仕方で人生が変わる?

今日のタイトルは「質問の仕方で人生が変わる?」です。

少し脳科学の分野の話をしたいと考えています。

私は人と話す時… 特にそれが相手からの相談だった場合は、「なぜ?(Why)」で質問するのではなく、

「どうやって?(How)」で質問するように気をつけています。

実は私たちの脳は「空白を埋める」という特徴があります。

どういうことかと言いますと、何か質問をすると、

その質問に対する答えを「脳というコンピューター」が、Google検索のように、答えを探しに行くのです。

ですので、自分自身や相手に、いかに良質な質問をするか、しないかが大きなポイントになります。

例えば、お子さんに勉強して欲しいとします。

「なぜ、勉強しないの?」という質問を投げかけます。そうすると、

脳内では「勉強をしない理由を探す」ので、勉強をしない理由を述べると思います。

次に、「どうやったら、勉強するの?」という質問を投げかけます。

そうすると、脳内では「どうやったら勉強をするのか?」を探し始めます。

おそらく回答も、「勉強をするための理由」を述べると思います。

この違いに気が付いたでしょうか?

前者は「○○しないの?」と後ろ向きな質問であり、後者は「○○するの?」と、前向きな質問です。

脳の癖として、「脳は空白を埋める」という仕組みがわかったら、それを使わない理由は無いと思います。

自分自身への問いかけとして使うとどう変化するでしょうか。

お子さん、同僚、夫や妻、上司、部下・・・。

楽しい変化が起こると思いませんか?いろいろな方へ「良質な質問」を投げかけることで、

皆さんの人生は変わってくるのではないでしょうか。

「どうやって?(How)」という質問を是非使ってみてください。

何かのご参考になれば幸いです。

タイ語のエッセイはこちらからどうぞ↓

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