今日のタイトルは「ただの間違いと捉えるか?信用問題と捉えるか?」です。
皆さんの仕事に対する姿勢について、今日は一つの意見を提案したいと思います。
このエッセイを読んでいる人の多くは、
おそらく何らかの仕事をされている方が多いのでは、と推測されます。
仕事の中で、当然ながら間違うことがあります。
例えばキャッシャーの仕事をしているのであれば、お金の計算間違いをすることもありますし、
領収書を書き間違えることだってあります。
何かの間違いをしたときに「ただの間違いだから、問題ない」と思うか、
「間違いをしてしまったので、最悪、信用問題になる」と思うかで、仕事の仕方が全然異なってきます。
私の会社は、翻訳をしているのですが、あってはいけないこととして「打ち間違え(タイプミス)」があります。
当然ながら「翻訳の間違え」は絶対にあってはならないことです。
ほんの些細な事と思われがちですが、違います。
品質に関しては、100%か0%なのです。
100%の品質で、初めて「普通」と評価されます。品質が90%、80%・・・20%・・・。
100%以外は、0%(=不良品)と評価されてしまいます。
市場はこのように評価するということを、どのくらいの人が自覚しているのでしょうか?
階段は登るのは大変ですが、転げ落ちる時は数秒です。信用も同じです。
信用を積み上げるのは長い年月がかかります。しかし、信用を失う時は一瞬です。
これを読んでいる皆さんは、自分自身の仕事、そして存在が、どのくらい会社の信用を左右するか、
考えたことがあるでしょうか。また、最終的に巡り巡って自分の評価と関連し、
頂くお給料に反映されるということを知っているのでしょうか?
会社という組織では、たった1ミリの油断が、ある日大きな穴となり、
会社が倒産することが普通にあります。
では、どうしたら良いのか?
1人1人の考え、感情、行動の全てにより、全てが創りだされていると自覚することです。
そして、自分で自分自身を律することです。
これは自分への自戒も込めて、今日のエッセイとしました。
何かのご参考になれば幸いです。