ニュース&トピックス

法律情報Vol. 100の1: 用事休暇の解釈と運用
2019年4月29日

2019年4月25日にお送りした

「タイ国法律情報 Vol. 100 ~ 2019年 労働者保護法の改正のポイント」

につきまして、何名かの方から

解釈と運用についてご質問を頂きました。

下記の通り、補足でご説明申し上げます。

 

《用事休暇(労働者保護法34条)の解釈について》

旧前は用事休暇の取得に対し、

労働賃金を支払う義務はありませんでしたが
(=労働賃金から差引可能)、

2019年4月5日に改正された労働者保護法では、

用事休暇は3日まで有給となりました。

解釈は以下の通りです。

 

1. 用事休暇の権利は3日以上ある。(34条)

しかし

2. この用事休暇は、3日まで有給である(57/1条)。

権利を行使するか否かは、労働者次第である。

4日以上となる場合は、会社は労働賃金を支払う義務はない
(=給料から差引が可能)。

*解釈としては傷病休暇と同様で、

例えば、傷病休暇は30日まで有給であるが、

権利を行使するかは労働者次第である。

 

なお現在、就業規則などで既に用事休暇が有給であり、

かつ3日以上ある場合(例:5日など)は、この限りではない。

~~~以上~~~

 

次回のタイ国法律情報は

5月16日(木)の配信となります。

 

TJプランナライ
前田 千文