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プラテープ財団の奨学金授与式へ出席
2018年05月11日

 

去る5月11日、プラティープ財団の奨学金授与式に出席致しました。

プラティープ財団は40年間、バンコクのクロントーイ・スラムで教育支援を行なっています。

授与式では、スラムで育ち、自立した方のスピーチを聴く機会がありました。

ここにご紹介いたします。

 

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【クリアンクライ・パラソンティさんのスピーチ】


みなさん、こんにちは。

私は劣悪な環境と呼ばれるクロントイ・スラムで生まれ育った一人です。

母は一皿ご飯を作って生計を立て、私は小学校から中学校まで
パッタナー共同体学校で学びました。

スラムにあるどうしようもない学校・・・というイメージで有名で

しかも、スラムの子と軽蔑の目で見られる感じでした。

その後、スラム街の外の学校に通学していた時には、
自分がクロントイ・スラムの出身だから、誰も仲間に入れてくれないのではと思い
言いそびれていました。

確かに、悪いことをしている人もいますが、
自分たちは何も間違ったことをしていないのだから...
と常に自分に問いかけました。

スラムの子供だから、どうなんだ?

立派に成功できないのか? 

 

今にやってみせる! と決心。

そして、今、私にとってスラムは自慢のスラムなんです。

私が中学3年の時に書き綴ったノートには

『自分は博士課程まで勉強する』

『将来は教師になる』 とありました。

これが、スラムに住む一人の子供の夢でした。

まさか自分の夢が実現できるなど、思ってもいませんでした。

誰もがただの夢でしかないと・・・。

私はいつも、今までのことを振り返ります。

 

現在、ラチャモンコン工科大学バンコク校で准教授の職に就き
そして、キングモンクット工科大学ノースバンコク校の博士課程に進学します。

何が私をこうさせるのか・・・

それは『チャンス』なのです。

小学校1年生の時にプラティープ財団を始め、ご支援者の方々から
教育奨学金を得てきたというチャンスなのです。

今日、この会場に来ている奨学生の皆さんも、私も同じなのです。

自分の将来のためにチャンスを掴んで勉学に励んでください。

人は平等に、一つの頭、二本の手、足を持ち、誰もが24時間あります。

ただ、『チャンス』と『努力』のみが違うだけなのです。

自分を信じ、前進していくことです。

スラム出身でも、可能性が充分にあること。

それ以上かもしれません。

社会でピカッと光るダイヤモンドになりましょう。

~~~以上~~~

TJ Prannaraiでは、今後も教育支援活動を続けてまいります。